過剰適応が病気を引き起こす

過剰適応とは

「過剰適応」とは、
「自分の気持ちより他人を最優先に考えて行動している状態です。」

適応と一口に言っても、以下の2種類があると言われています。

外的適応:家庭、学校、職場など社会や現実の要求に応じて、
役割を守って実際に行動すること。

内的適応:自分の心・気持ちが幸福感と満足感を経験し、
心的状態が安定して良好なこと。自分自身が納得して前向きになっている状態。

外的適応と内的適応のバランスが 大切です。

この二つの適応のうち、外的適応が過剰になり、
内的適応に支障をきたしている状態が「過剰適応」という状態です。

言い換えれば、自分がどんな行動をするかを決める際に、
他者や環境(組織)の価値観を優先させ、
それが客観的に見て「度が過ぎる・過剰」なほどであったとしても、
本人はそのことを自覚なく受け入れている状態ともいえます。

周囲の期待に応えようと普通以上に働いたり勉強したりしすぎて、
不調にもかかわらずほとんど休まない(休めない)人。

もし、そんな人が身近にいるとしたら、「過剰適応」しているのかもしれません。
 

外から見たら 賞賛されることが多いので
本人も周りも良いことだと思ってしまいますが、

実は 気持ちを抑圧したり 無かったことにして素通りしてしていても
本当の自分の気持ちは なくならないので
後ほど
心と身体の症状に現れてきます。

同じ環境にいても 適応できる人とできない人がいるのは
基準に 個人差があるからです。

また 国や時代背景や 男女差年齢によっても違います。

個人的レベルで 考えると
生育歴に原因がある場合があります。

親の期待に応えるために 我慢して頑張ってきた人

兄弟が多くて 我慢を余儀なくされて育った人

また 家族に中に 病人や障害者がいて 自分よりその人たちが優先だったり

長男、長女で 家業を継ぐ立場だったり、下の兄弟の世話をしなくてはいけなかったり

小さい頃から そう言った環境で育つと 無意識に他人を優先する癖がついていたり
当たり前のように 自分は後回しにしてしまいます。

そのような 習慣が当たり前になってしまうと
果たして 自分のことがわからなくなっていきます。

つまり 自分が意志を持つと 他人を優先した時に不満が残ります。

ですから 最初から意思を感じないように自分で自分の気持ちをわからなくしてしまいます。
自分の思い通りではないけれど 葛藤がなくなるので気持ちは楽になります。

そうやって 自分の気持ちに蓋をし続けていると
身体に症状が出たり 気力がなくなり、うつ病になったりします。

自己免疫疾患とかアレルギーなどの免疫系の病気も
本来は自分の身体を守るために働いている免疫機能が
過剰に反応してしまっている状態です。

無意識に 行っているので 自分の本当の気持ちに気づくのは なかなか大変です。

自分が本当は どうしたいか?

やりたいことなのか、それとも本当は嫌なのか?

自分の本当の気持ちに 気がつくだけでも

病気がなくなっていく場合があります。

代表プロフィール

西野みどり
西野みどり心とカラダのカウンセラー
「心とカラダの相談室 コンフォートフォレスト」
心とカラダのカウンセラー西野みどりです。
漢方相談薬剤師として誠心堂薬局で漢方相談と、心理カウンセリング、コーチングをしています。漢方薬局を経営してちょうど30年、2017年に還暦を迎えます。心理カウンセリング歴は十数年になります。
 
心とカラダのことで悩んでいる方を漢方薬とカウンセリングで助けるお手伝いができたらと想い活動をしています。

わたしのいままでの人生でつらいこと苦しいこともたくさんありましたが
いまは充実し幸せだと感じています。その経験を生かし、多くに方の悩みや苦しみを解決するため漢方相談薬剤師と心理カウンセリングコーチングをしています。